積聚治療


積聚治療とは

 

積聚治療とは「気を動かし、冷えを整える」事に主眼をおいた治療法です。

人体は本来温かいものですが、何らかの理由で身体に気の異常が生じると、人体は冷えて生命力の減衰生じると、かんがえます

つまり、「気の多重構造」である人体に、気の歪みやかたよりが起きると、身体を冷やし、その結果病気をもたらすと考えられているのです。

骨格の歪みは数多くの矯正法がありますが、気の歪みを矯正する方法は多くありませんその数少ない矯正法が積聚治療だといえます。

積聚治療の流れ

 

まず気の診断をします。

気の異常の診断には、「腹診」といって腹部の診断を行います。おなかの状態から冷えの深さや身体の気の歪みや偏りを診るのです。

そして、

  • 腹部の接触鍼(浅い鍼)
  • 脈診(脈の診断)
  • 脈の調整
  • 背部の接触鍼

という手順を踏みながら、冷えによる気の歪みや偏りを解消します。

そうすることにより、身体は温かいバランスのとれた元の状態に戻り、自然治癒力が向上して、病気の状態が改善していくのです。

積聚治療の効果

 

腰痛、肩こりなどの身体的痛みはもちろんですが、免疫低下や自律神経のバランスを崩すことにより生じる症状に有効です。

例えば、風邪、冷え症、生理痛、不眠、食欲不振、頭痛などがあげられます。